<以下の懇話会を開催いたしました。懇話会記録を作成中です。>
日 時: | 令和 6年11月 8日(金) 講演会・意見交換会15:30〜16:50 懇親会17:00〜18:00 |
会 場: | 日本水産油脂協会 3F会議室 ※ Web配信はございません |
演 題: |
トリアシルグリセロール異性体分析からわかること |
講 師: |
東北大学 大学院農学研究科・農学部 准教授 加藤 俊治 先生 |
概 要: |
魚油をはじめ油脂の酸化は、様々な原因(熱、光、酵素など)によって進み、酸化臭の発生や味の劣化をもたらす。
故に酸化原因を特定し、適切な抗酸化対策を講じることは極めて重要である。
我々はこれまで、油脂の酸化原因を推定できる独自の質量分析法を構築し、
植物油や魚油の酸化原因の特定を進めてきた。本発表ではこれらの分析例について発表する。 |
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<以下の懇話会を開催いたしました。懇話会記録を販売中です。>
日 時: | 令和 6年 6月14日(火) 講演会・意見交換会15:30〜16:50 懇親会17:00〜18:00 |
会 場: | 日本水産油脂協会 3F会議室 |
演 題: |
「似て非なる」食品脂質の異性体に関する研究 |
講 師: |
名城大学 大学院総合学術研究科 / 理工学部 化学教室 准教授 本田 真己 先生 |
概 要: |
カロテノイドや不飽和脂肪酸など、二重結合を有する食品成分にはシス-トランス異性体が存在する。
我々は近年、カロテノイド類を中心に、異性体の比率を任意に制御できる技術を開発した。
さらに、異性体間の物性や生理活性を調べると、大きな差異があることを見出した。
これら異性体間の差異を活用した高付加価値食品素材の開発に関する取り組みについて、本講演で紹介する。 |